
勢いではなく心から「これがいい!」と決断できました。
運命の1着にビビッとくる方もいらっしゃると思いますが、
私の場合、探し始めは「これもいいな」の連続で。
結局20〜30着は試着しましたね。
楽しい時間である一方で、なかなか決められない迷いや
「もっと見たほうがいいのかな」という悩みもありました。
そんな中訪れたのが、教会オリジナルドレスを手がけるtveirです。
ドレスに袖を通した瞬間、不思議なほどに身体に馴染み、
違和感がいっさいなかったのでとても驚きました。
どのドレスを着ても体のラインが綺麗に出てくれて
立ち姿、座り姿が計算しつくされ、繊細な作りになっているのだと感じました。
また、祭壇に立った姿やバージンロードを歩く姿をイメージして
こだわって作っていると知り、自分が抱く教会の印象とマッチすることも納得でした。
教会をよく知るスタイリストさんも制作に携わっているからこそ
自分のイメージと体にぴったり合ったのだと思います。

その体験が強く印象に残り、提携店や提携外のショップも回った上で、
最終的に「やっぱりtveirがいいな」と思い、ドレスよりも先に衣裳店が決まったんです。
tveirの中で最初に気になったドレスが本当に素敵だったので
ほぼこのドレスで決まりかなと思ってました。
ただ、試着写真を見返したときにもっと花嫁感がほしくなって、
もう一度選び直したときに出会ったのがこのドレスです。
自分の中で「これだ!」と感じましたが
マーメイドラインなのでサイズ感が心配だったことと
最初のドレスも印象的だったこともあって、すごく迷いました。
そんなときスタイリストさんは、自分で決めきりたい私の性格を汲み取って
押しつけのような形ではなく、私自身が安心して選べるように
的確なアドバイスで迷いや心配を一つずつ解消してくれたんです。
丁寧なサポートのおかげで最後は勢いではなく、
「これがいい!」と自分にとって納得のいく決断ができました。

洗練された印象があるソフトマーメイドラインに加え
主張の強すぎない上品なツヤ感と、たっぷりと裾が広がった花嫁感のある理想的なドレス。
石の教会 内村鑑三記念堂に立った姿を何度も想像して選び抜いた1着です。
首回りがしっかり出たベアトップは当初は考えていなかったのですが
このドレスは胸元のデザインが顔周りやデコルテを綺麗に見せてくれるので
とても気に入ってます。

憧れの石の教会 内村鑑三記念堂で大切な人に見守られながら誓いを立てられたことは
私たちにとって本当に感動的な瞬間となりました。
一点の後悔もなく納得のいくドレスで結婚式に臨めたおかげです。
これからもふたりで頑張っていこうと身の引き締まる思いで
新しいスタートをきることができました。