ドレスが私を輝かせてくれました。
せっかく結婚式をするなら、自然に囲まれて非日常感がある中でできたら素敵だね、とふたりで話していたんです。
軽井沢高原教会は厳格でありながら温かみがあって。
家族だけの結婚式にぴったりだなと感じ、ここでの挙式を決めました。
衣裳合わせが始まる前にドレスショップのサイトをいろいろチェックしていて
好みのドレスが多くあったtveir Ginzaに来館しました。
そこでスタイリストさんが提案してくれた中の1着が、この王道のAラインドレスだったんです。
実は友人からはマーメイドラインのドレスをすすめられていて。
それで自分でも可愛い感じのドレスは似合わないかもしれないと思っていたので、意外な提案でした。
でも袖を通した瞬間にときめいたというか、
「このドレスを着て歩きたい」って強く思いました。
スタイリストさんのおすすめがなければ出会えていなかったと思うと、感謝しかありません。
可愛らしさの中に上品さが程よくあって。
特にレースの綺麗さに心惹かれました。
近くで見ても遠くから見ても、本当に繊細で美しいんです。
後ろのトレーンもとっても華やかで、一目で好きになりました。
ドレスが決まってからも、
スタイリストさんにはたくさんサポートしていただきました。
「どれもお似合いですね」と言うのではなくて、
「こちらのほうがきっとお似合いになります」など、
スタイリストさん目線の意見をしっかり伝えてくださるのが心強くて、信頼していました。
挙式で使用するヘッドアクセサリーも迷っていたのですが、
スタイリストさんが生花を提案してくださって。
生花は当日でないと合わせられないので、不安もあったのですが、
「きっとこのドレスとも合いますよ」と背中を押してくれました。
実際にドレスとの相性もばっちりで、可愛くて。
アドバイスを信じて生花にして良かったなって思っています。
挙式当日。
私のウエディングドレス姿を目にした父が、ボロボロ泣き出してしまって。
普段はあまり涙を流す姿を見たことがなかったので、
そんな父の姿に私も思わず気持ちが溢れてもらい泣きしてしまいました。
花嫁姿を家族に見てもらえて、一人ひとりとゆっくり和気あいあいと過ごせて。
忘れられない大切な思い出になりました。
一生に一度しかない特別な日に、大好きなドレスが私を輝かせてくれたんです。